多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でフライフィッシングを楽しむ話です。時々、漁協のお話を含みます。

漁協の仕事でわかめの種付け場の修復に

総会の準備をしたあとに船で川崎港へ

 漁協は12月が締めで2月に総会がある。そのため自分が所属する中原地区の総会の事務仕事のお手伝いに向かう。年間の収支報告、来年度予算、議決・連絡事項、今年度の予定などの書類の整備などなど。年度替わりは事務仕事が多い。釣りや漁ばっかりしているだけではないのだ。と、午前中は作業が終わり、船で川崎港に向かう。かわさき海のみどりの会 が毎年わかめの種付け体験会を行っていて、漁協でもお手伝いをしている。そのわかめの種付け場が壊れたとのことで、船で向かって修復をしにいくのだ。

キングスカイフロント辺り。今日は風もなく船日和。
20ノットは出ているので、とにかくやばいくらい寒い。

川崎港

 川崎港といってもバカでかく、東扇島を中心とした10km x 5km 位ある巨大な埋立地だ。 多摩川を下って、巨大な飛行機が羽田に離着陸(すぐ頭の上を飛んでいく)するのを横目に、風の塔東京湾アクアラインの換気口)を回って、巨大なコンテナ船や、デカい貨物船と行き違いながら、京浜運河夜景で有名な場所)に入ってちょっと行ったところにある、東扇島北公園の前の船着き場が設置場所で間借りてわかめを養殖している。

 到着してみると完全に壊れていて、枠だけしか残ってない状態だった。先輩の見事な操船で横付けしたあとは、MINN KOTA を使って船を固定する。いまどきはアンカーを打たないのだ。しかし、作業を開始するもすべての枠の竹が外れていてかなりの重労働となりそうだ。

完全に壊れていた

修復作業中

船酔いでダウン

 最初は良かったのだけど、手元ばかり見て作業していたら完全に船酔いをしてしまった。今日は風がまったくなかったのだけど、京浜運河は大型の船が休日にも関わらずかなり通る。そのせいで大きな引き波が頻繁に来て、湾内でもあるので大きな波がひっきりなしにくるせいで、船が木の葉のように揺れ動く。MINN KOTAは位置を固定できるけど揺れまで収められないので、情けないことに戦線離脱。陸に上がらせてもらった。

桟橋に上がらせてもらって眺めるだけ

波が結構ある気がしたけど、こんなん凪だよ。と言われてしまった

作業完了

 無事作業完了して帰港。帰りも飛行機の離着陸を見ながら、色々、漁協でやろうとしていることの話を聞く。楽しみだ。大変な作業だったけれど、大きくわかめが育つとよいな。

教訓

  • 船酔い対策はするべし
    • 空腹だった..
  • 飲み物持ってくべし
  • 酔い止め持ってくべし

船酔いは慣れると克服できるらしいけどいつになることやら。。。(今度は陸酔いしながら)

だいぶ育っていた