多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でフライフィッシングを楽しむ話です。時々、漁協のお話を含みます。

寝坊したので王禅寺へ

'2025/02/01 久しぶりに王禅寺に

 最近色々手に入れたので使ってみたくてどこへ行こうか悩んだ末に、多摩湖駅前フィッシングエリアへ行こうと思って出発。登戸あたりまで向かってみたものの、結構渋滞していてこれでは釣りの時間がないなと、であれば近くの王禅寺に向かうこととなったのだ。

日が昇ってきて暖かい

色々手に入れたものとは、

 フックリリーサを浅川国際マス釣り場に行ったときに落としてしまったので、前から欲しかったケッチャムリリースを手に入れてみた。探していたもののどこも在庫がなく、ようやくHarmitさんで購入。ケッチャムリリース以外はみんな偽物と言われるくらいロングセラーで先駆け的なリリーサだ。温度計は今まではパズデザインの水温計を使っていたのだけど、温度が安定するのに時間がかかるので、水につけたまま忘れたことが何度かあったので、すぐに測れるデジタルのものが欲しかった。釣り用のものは何故か高いので、であれば料理用のでもよいのでは?と、TANITAの温度計にきめた。水に入れなければ気温も測れるし、測った温度をHoldできる機能もあるので便利そうだ。ただちょっと大きめなので少しかさばる。SAGEのリールは以前手に入れたRIOのシンキングラインを巻きたくて、ちょうどよい出物があったのでゲット。

 9時頃着。すでに人が大勢入っていてフライをやる場所はあるだろうか。気温7.5℃。水温9.5℃。今日はあまりカワウがいなかった。ルアーマンが殆どでフライは2〜3人だ。

ジロー池も人がいっぱい

なんとか隙間に 入って

 フライのエリアで隙間があったので入る。王禅寺は深いところでジロー池で4.5mもあるのでシンキングラインでないと最深部に届かない。まず結んだのはゾンカーリーチのチャートリュース。水質がステインで濁りが強く、明るめのフライが良さそうと思ったのだ。フライラインもシンキングでかなりの速度で沈む。ここは深いので沈むラインが有利な気がした。当たりがないまま1時間が過ぎ、フライもとっかえひっかえしながら引張もだらだらから早め、ひいては止めなどパターンを変え、深さを変えてみるも当たりなし。周りのルアーマンもほとんど竿が曲がらず。引っ張りの釣りは諦めモード。どうもルアーにスレすぎて動きのあるものに対してかなりスプークしている気がする。合わせてカワウのせいで表層には出られず沈んでいる感じがする。とはいえ、岸際を周回しているやる気のあるマスがいるはずと。場所を変更。

自販機のある側へ移動

移動しても

 ここでも引っ張りの釣りで狙うも当たりなし。やはり動くものにかなり敏感で口を使いづらい状況のようだ。であればと、釣果優先で待つ釣りをすることに。(ウキ釣り) ウキをつけて結んだフライはGBJB。手前3mくらいに落とすと速攻であたりがある。狙いはあたりですぐにあがる。周りでは釣り上がらない中、フライライン出さずにリーダだけだしての釣りで、へら釣りのようだ。

 するとようやくケッチャムリリースの出番が来た。使ってみるとめちゃくちゃ外しやすい。今回は1mmも魚に触らず外すことができた。値段は高いがいい仕事をする。

30cmオーバー。カワウに飲まれない大きさのものが残っている

ヒレピンで放流したばかりのようだ

今日の王禅寺攻略は

 動くものにかなり警戒心が強く、ルースニングで使っているフライでも動かすとあたりはない。けれどもじっととどめておくと回遊してきたマスが反応する。回遊しているのは岸際3mほどの深さ1mくらいのところで、じっと待つ釣りになる。10~20分位で回遊してきているようなのであたりがなくてもじっと待つ。群れで回遊してきているようでタイミングが合うと反応が顕著にでる。今日の当たりフライの色はタンやジンジャーのようなステインな水でも目立つような色が良さそうだった。

モップシェニールに似た素材が100均である(ふわもこモールとかMoleYarnとか)
それをビーズヘッドにして巻いたもの。これがどこでも好反応。
渓流鉄板のブドウムシにすごく似ている。ただ、耐久性がない

 結局3時間で5匹(ルースニングに切り替えてからなので実質1時間位)で終了。11時半くらいに納竿。解禁前で沢山の人がいるのでかなりスレていてスプーキーな状況の中でまぁ、こんなもんかぁと。ルースニングでの釣りは反応が良いので、ウキなしで水中に浮かべるような釣り(フライに浮力を持たせて、オモリで沈める)ができたら面白うそうかなぁと妄想しながら帰宅。

あたりがないなと思うとフライに藻が絡まりまくってた。
もう少し水質や環境はなんとかならないかなぁ