多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でFly Fishingをする話です

多摩川釣行記 ‘24/04/27 丸子橋、等々力公園付近でオイカワ釣査

気温も水温も上がってきたので

 そろそろ多摩川下流にもオイカワが瀬に出てくるのではないかと、久々にオイカワ釣行。最近スイッチロッドの #7 ばかり振っていたので、#3 のロッドは久々な気がする。うまく投げれるだろうか。

 小雨の降る中、9時頃着。とんでもなく草が生えてきていて、藪と格闘しながら現着。もうアレチウリが芽を出してきていたので目ぼしいのを摘み取りつつ。気温 20℃、水温 20℃。先日の雨で若干増水。オイカワの産卵水温に近づいてきた。

等々力公園前。雰囲気はバッチリなのだが...

 オイカワはきれいな川底を好むので、いつも釣る前に確認をする。みてみたらこりゃダメだ。川底は茶色のコケまみれ。これでは川底が洗われないとだめだろう。このあたりにはいなさそうと思うけどとりあえず投げてみる。フライは実績のある黄色のソフトハックル #20。何度投げても生命反応はなし。ライズもなし。

Campanella Classic Light #3に680MGがとてもしっくり来る。
フライラインは WF2-F

ちょっと下流にもおらず

 コイがハタイているのを横目に本流を釣り下るも反応なし。ボラは結構ジャンプしているも反応なし。フライの色を黒、白、緑に変えるも当たりすらなし。岸際も反応なし。今日もキャスティング練習。11:30頃納竿。

 一昨年は入れ食いだったこの場所が去年から全く魚がいなくなってしまった。もうちょっと上流にいるのだろうか。探しに行かなければ。

 久しぶりの#3 は軽くて、これはこれでとても楽しいアンダーハンドの練習のお陰でロールキャストがうまくなった気がする。タイトループも出せてきれいにターンオーバできるようになった。これで釣れれば言うことはないんだけどなぁ。

とても雰囲気のある場所なのだけど当たりすらなし。
ここではウグイがよく釣れたのだけど全く見なくなってしまった。

 マルタウグイは今年も釣れなかったなぁ。

多摩川釣行記 ‘24/04/21 下流には何がいるか。異常なし。

練習ができるところを探して多摩川大橋へ

 多摩川大橋へ、9時ころ着。ガス橋からどこか投げれる場所がないか探索。この時間帯は干潮の影響でだいぶ立ち込める。川崎側は入れないが大田区側はニーブーツで立ち込めるくらい浅くなる。

練習しやすい

 練習をしているとわざとだろうがこんなに広い川幅なのに、キャスティング範囲の岸際までカヌーのやつがわざわざがくる。調べるとお察し大学のカヌー部らしい。まぁしょうがないか。こんな調子で東京側で釣りをするといつも嫌な思いをする。練習なので別にいいが気分が悪いし、投げてるところに向かってくるので危ない。あまりにひどいので竿を畳んだ。

 近くでテナガエビを釣ってたおじさんがいたので話を聞いてみると、去年、今年は全くテナガエビがいないそうな。一昨年の3分の一くらいの数のよう。メーター級のコイも姿を消してるそうな。本格的に魚等が減っている。

ガス橋

 投げれる場所を探して上流へ登る。今日のガス橋 10:00頃は干潮時 48cm とのことで結構そこが見える状態になっていた。投げるだけでは飽きてきたので、BloodWormのフライを結んで投げてみる。

かなり浅くなっていた

 投げながらのぼるとなんと、当たりがあった。おそらくコイ。それが数回あったけどフッキングせず、タイムアウト。あたりがあるとムキになる。

 本日の収穫、シューティングヘッドのシステムはロールキャストなどがやりやすく(先端におもりがついてるようなもの)バックスペースが0mでもサイドを使って10mは飛ばせる。DTのラインでは無理だろう。いろいろな気づきがあった日だった。

鮎の遡上釣査の定置網

 

多摩川釣行記 ‘24/04/20 マルタウグイの遡上数が異常に減少している

多摩川 新幹線橋脚へ

 今日も多摩川。そしてアンダーハンドの練習へ。8:00頃着。気温は19℃。水温19℃。日が昇るのが早くなってきた。日差しが暑い。せっかくなのでシーバスが登ってきていないか確認しに。今日のこの時間は干潮に向かって浅くなっていく。岸際には稚魚(時期的にウグイやコイ・フナだろうか)が結構たくさんいる。やっと生命感があふれるようになってきた。でも気になることがある。

今年のマルタウグイが

 今年のマルタウグイの遡上数はとても少ない。10年前の10分の一程度の遡上数だそう。なぜこんなに数が減ってしまったのだろうか。産卵床の造成だけでは減少に歯止めをかけることはできないようだ。以前は釣りをしていると足にぶつかるほど数がいたそう。減少の根本的な原因はなんだろうか。複数の要因が重なっているのだと思うけども一つ気になることがあって調べたので後ほど記事にまとめる。

新幹線・横須賀線が通ると轟音が鳴り響く。
とてもうるさいけどバシャバシャやってもコイが逃げない。

課題といろいろな方法

 課題と感じていたDループのロードをかけるのとロッドの制止を重点的に練習しつつ、チューブキャンディ などのちょっと重めのフライを投げる練習。

 やっぱりちょっと重めのフライは投げるのが難しいけど、アンダーハンドで投げるとちゃんとターンオーバーする。すごい。練習を続けてみてもロードのかけ方がよくわからない。30回に一回くらいロード感じることができる。ふと思ったのだけど、遠くに飛ばそうと意識しないほうが遠くに飛ぶ。変な力をかけているようだ。だけど適当にやってもなんとか20mくらいは飛ぶようになってきたのと、狙った場所にある程度投げれるようになってきた。やればできる。気がする。目標は30m。

 アンダーハンドの投げ方だけではなくスカジットぽいウォーターボーンアンカーな投げ方もちょっと練習してみた。ようはちゃんとしたDループさえできればよいのだ。ショートヘッドなのでリーダーとティペットを長め(14ft + 5ft)にしている。アンカーの置き方が難しい。ティップを並行にして最後跳ね上げてアンカーを水面に張り付かせる。頭ではわかっていても当然難しい。ハーフサークル、スウィープ等の動作は最初のリフトの動作をミスるとうまくアンカーを維持できない。雑にやってもエアボーンアンカーがきちんと打てればなんとか飛ばせる感じがする。

 

 なにか釣れるかなぁと思ったけどシーバスを全然知らないので釣れない。そもそもまだいなさそうな気がする。もう少し先だろうか。梅雨時になるとボイルがあちこちで見られるけど今日は何も見えず。ボラのジャンプだけ。

 11:30頃納竿。練習を続けてきたら腕の疲れがほとんどでなくなってきた。今度はちゃんとフォームを確認するために動画を撮ってみよう。

 

あっという間に草が生えてきた。でも虫っけがない。

この画像では見えないけどオイカワがライズしていた。#24くらいのドライで釣れそう。

とても小さいアゲハ蝶が固まって水を飲んでいた。調べたらナミアゲハぽい。

多摩川釣行記 ‘24/04/13 - 14 第三京浜したへマルタ探しと鮎の放流

4/13 第三京浜下へ

 今年まだ釣ってないマルタウグイを探しに。時期的に最盛期は過ぎただろうか。ここはマルタが産卵する最後の瀬がある。時期が遅くなるとだんだん産卵場所が下流になってくる。9:00頃到着。水温 17℃。気温 15℃くらい。大分水温が上がってきた。もうそろそろオイカワくんたちが瀬にではじめそう。先日の雨で結構川底がきれいになってる。よしよし。

 釣り始めたものの、なんとなくマルタウグイを釣りたいような釣りたくないような複雑な気持ち。健気に海から上ってくるマルタを見てるとなんとなく。数も少なくなってしまっているのもある。釣れないのはもちろん腕のせいではある。

ここは都会のど真ん中なのだけど菜の花が満開。こんな風景を残したい。

 あいかわらずスイッチロッドでほぼ練習。コンスタントに20mは飛ばせるようになってきた。ただ、それ以上飛ばすとなるとまた別の技術がいる。下手を思い切り前に出して、Dループを大きくするのとロッドを振る力をブレさせない技術が必要。なごみの遠藤さんいわく。「3年かかりますよ。」練習するしかないなぁ。

 当然、坊主、バシャバシャしてたのはボラじゃないか。時間を返してほしい。11:30頃納竿。

二子玉の平瀬川の合流地点も異常なしだった

4/14 漁協のお仕事 丸子橋で稚鮎の放流

 今日は丸子橋で稚鮎の放流をする日。10cm弱くらいのF3を100kg。大体1万匹位だろうか。今回、子ども会の子たちに放流体験をしてもらう。バケツに稚鮎をいれて放流してもらう。鮎は相模の鮎。神奈川生まれ神奈川育ちの鮎だ。

川崎漁協では今年は合計300kg を放流する計画。

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/85075/240221zousyoku.pdf

ちょっと水多め

立ち込んでのアンダーハンド 

 今日はウェーダーを履くので、ついでに早く行ってアンダーハンドの練習をしてみた。干潮前で若干水深があるので腰上まで浸かる。この状態でのアンダーハンドの練習はしたことなかったので、立ち入った際の投げる練習。やはり思ったように投げれない。いい勉強になった。

イベントのときに登場するのぼり

 そうこうしてるうちに相模の鮎登場。子どもたちはトラックの右側から読んで、鮎の相撲と読んでる。それちゃう。相模の鮎はかながわブランドだ。

www.kanaloco.jp

相模の鮎トラック

 キャッキャしながら放流してるそばからカワウが寄ってきて鮎を捕り始める。たちが悪い。養殖の鮎は遊泳力が弱いので、すぐにカワウの餌食になってしまう。無事放流が終わってカワウから鮎をまもるついでに立ち込んで練習 & 練習。師匠にもスイッチロッドを振ってもらった。師匠はスペイの人なのでスカンジのシステムに最初戸惑ってたけど、すぐに慣れてた。流石だ。お昼ごろまで練習して帰宅。お疲れ様でした。大きく育ってほしい。子どもたちが川に落ちてもいいように立ち込んで待機してたのだけど、誰も落ちなかった。よかった。

放流したてで塊になって岸際にいた。早く登らないとカワウにたべられちゃうぞ。
環境が急に変わったせいで背が白っぽくなっている。
最近練習しかしてないな。

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多摩川釣行記 ‘24/04/07 多摩川河口に釣りに行ったら最悪なことに

多摩川河口へ

 もともとSwitchRodを買ったら多摩川河口へ行ってダブルハンドの釣りをしてみたかった。時期的に何が釣れるかよくわかってないがとにかく行ってみようと向かってみた。時間的に午前中は干潮になる。どうせなら右岸の最下端に行ってみた。多摩運河と交差するところまで行ける。

 到着は遅めの9時頃。水温 17℃。曇天。到着してみて驚いたのが腰上まで浸かりながら釣りをする人がたくさんいる。シーバスだろうか。河口は砂や泥が堆積しているので足と取られてコケたらどうするんだろう。自分にはちょっとできない釣りだなぁと。

右岸最下端へ。この右側では立ち込んでいる人がたくさん。
この辺りだと風向きによっては羽田空港の飛行機の排ガスの匂いがする。

川の中の黒い点はみんな人

殿町へ

 最下端は何もなく殿町の公園まで遡る。とりあえずここでやってみる。ボラがしきりにジャンプをしまくっている。サンワンワームを投げてみる。ほぼキャス練と、初めての河口のフライフィッシングの雰囲気を知るためなのでまずは。ハゼ釣りには何度も来ているところ。

見様見真似でシーバス用のフライを巻いてみた。
接着剤で固めるよりもレジンで固めるほうが無難そうだ。
巻いたときはこれは釣れちゃいますね。とか思ってる。

最悪の事態

 サンワンワームを投げていたら根掛かりをした。あれ、ここフラットなところなのに?やらかしたと思ってラインを引いていたら少しずつ移動する。よかった、なにかゴミに引っかかったのだろうと手繰っていたらなにか赤茶色のものが反転して白いのが見える。そして釣れたのが。

アカエイが釣れる。最悪だ。

 手繰っていたときに一瞬軽くなったので、フックが口から外れてスレがかりになったのかもしれない。まだ不幸中の幸いだった。毒があるのは知ってるので慎重に寄せてフォーセッブでフックを外す。もう釣りたくないのでサンワンワーム早めてホワイトゾンカーに変えて投げるも異常なし。10時半ころ納竿。

 海の釣りはタックルの水洗いが必須で結構手間がかかる。また時期を見計らってリベンジをする。

午後は小田原城

桜が満開だった。早川のほぼ下見。

 

多摩川釣行記 ‘24/04/06 この時期に下流には何がいる?異常なし。

新幹線橋脚したへ

 いつもカワウが大量にいる場所になにかいるかなと練習を兼ねて釣査へ。9時頃着。曇天。水温18℃。かなり水温が上がってきた。今日のこの時間は干潮に当たり多摩川最後の瀬が現れる。羽田の潮位が60cm程度なのでニーブーツで渡れる深さになる。

 水質は濁りはなくきれい、川底は苔で覆われて固着。魚の隠れる場所がない。ただ、いつもカワウがたくさんいる。なぜだろう。鮎の遡上が始まってるので大量に集まってるカワウを追っ払った。

多摩川最後の瀬。水位が下がると現れる。ここでもオイカワが釣れる。
イカワの最下端だろうか。

 となりがゴルフ場なので下手なキャストをすると恥ずかしいので、むしろ練習になる(のか?)なんちゃってダブルハンドの道はまずはアンダーハンドの基本を忠実に練習する。今日はDループのロードを意識するのと、左岸で上流からの風のためバックハンドを練習する。バックハンドまったくできない。上手と下手を変えてみたら余計にできない。バックハンドを練習する必要があると実感。あとはやはり右手をどうしても使ってしまう癖が抜けないなんか右手を固定する何かが必要な気がしてきている今日このごろ。とはいえようやくコンスタントに20m程度は投げれるようになってきた。(ループの形をおいておいて)この竿とフライラインでは達人はどれくらいの距離を投げれるのか知りたい今日このごろ。

 結局、バックストップ時のDループが重要でこの形ができればシュートができる。

釣り

 そもそも、広大なバックが有る中でDループ系のキャストをするのは変なのだけど釣るのが目的ではないからよいか。こりずにマラブーストリーマーやサンワンワームを投げてみたりシンカーを付けてキャストを試したりなどしたが安定の異常なし。なにか魚がいそうなんだけど、多分釣り方が間違っている。特に何を狙うでもなく投げても釣れない。ボラはジャンプしていた。

フライでシーバス

 次はフライでシーバスを狙ってみようと、色々調べていると。AXISCOから新しくドールヘアー(クラフトファー)が発売されたのを知る。SANSUI に行って聞いてみたら他のクラフトファーなんかとも品質なんかは変わらないらしい。そして来週入荷らしく入手できず。残念。

 色々アドバイスを聞いて、クラフトファーなどを購入。来週はシーバスを狙ってみたい。初めてミノー系のフライを巻いてみるけど果たしてうまく巻けるかどうか。

www.angle-japan.com

ガス橋大田区側の桜は五分咲くらい。来週いっぱいは楽しめそう。(かなりの混雑だった)

余談

 水温を測っていたPazdesign のアルコール水温計が液切れしてしまった。治す方法ないかなと調べていたら、お湯にいれるだけで簡単に治ってしまった。治らないものだと思っていたけど勉強になった。

furano-melon.jp

多摩川釣行記 ‘24/03/31 マルタ探しとアンダーハンド練習記(5)

まずはアンダーハンドの練習から

 今日はアンダーハンドの練習をしたあとにマルタを探しに行ってみた。下流域は練習する場所がないので第三京浜した当たりに向かう。8時頃着。水温17℃。風が下流から吹いてくる。右岸にいるので危なそうだけどやってみる。マルタ狙いだろうか、何人か釣り人がちらほら。ここでは釣れないと思うよ(余計なお世話)先日の増水がまだ収まっておらずささ濁り。

暑くなってきた。春がなくて夏になりそう

風向きに注意

 Dループ系のキャストは基本的に風に弱いと聞いた。今日は結構風があり下流(南)から吹いてくる。何も考えず右岸で上手に右手を使ってみると色々不具合が起きることがわかる。ハーフサークルでラインが浮いてしまいキャストが安定しない。あと、自分に向かってフライが飛んでくる。基礎はわかるけど応用がわからない。気持ちロッドティップを上げなければ投げれそうだけど怖い。エアボーン・アンカー(アンカーがタッチしたのと同時にシュート)は危険そう。とりあえず自分が釣れた。

 頭ではわかっていてもロッドを押す動作(右手を使う)が抜けきれないのがわかった。意識的に右手を体につけて離さないようにして練習。100回なげたらマルタを探しに行くのだ。

二子玉川

 マルタを探しに二子玉川へ、疲れたのでこれ以上遡上したくないw。釣人も何人かチラホラ。ニゴイがうろちょろしているのでマルタもいるかも知れない。ただ、ボラが大量にいてよくわからない。緑のマラブーストリーマを結んで投げてみる。10回に1回位わりときれいと思える投げ方ができるようになってきた。

 ふとみるとマラブーがちぎれてボロボロに。シングルハンドで投げてるときはこんなことにはならないのに。上手い人はこうはならないのだろうなぁ。ボディに巻いたシェニールしか残っとらん。おそらく、シュートの力加減が最初に力を入れすぎているからだろう。これも課題。

 異常なし。納竿。

帰り道

 先日造成したコイの産卵床を確認しに行ってみた。増水の影響なのだろう見る前からバシャバシャとハタキの音が聞こえる。確認してみると産卵床の下に数え切れないくらいコイがいる。順調に産卵しているようだ。良かった。先日の増水でも流されていなかった。産卵した卵を食べるコイのライズの音がする。(エッグフライを投げたらすぐに釣れそう。ダメ)

増水でゴミが溜まってたがバシャバシャしていた

とてもみずらいけど卵が沢山ついていた。周りにはコイの仔魚だろうか大量に泳いでいた

等々力多摩川土手はまだつぼみ。来週あたりが見頃になりそう

 今日、川にいて気がかりなことがあった。とにかく虫がいない。ハマダイコンや菜の花が満開の中、蝶もほとんど飛んでいない。これがこの時期いつものことなのかわからない。子供の頃はこの時期に田んぼで遊ぶと、レンゲの花にハチや蝶がたくさんいたものだが...