'24/10/20 キャスティングの練習で新幹線橋梁下へ
サイドやバックの取れない場所は実践的すぎて、基本的なアンダーハンドの練習ができないので新幹線橋梁あたりへ向かう。ここの右岸はちょっと遠浅になっていてニーブーツで十分立ち込めて真横より後ろにリーダータッチ(アンカー)が打てる。ゆっくり向かって9時頃着。気温 17℃くらい、水温21℃。寒い。なぜか東風が強い。右岸側だと正面だ。昨日は暑すぎたのだけれど一日でこんなに変わるものだろうか。ここはチヌやシーバスが釣れるのでエビ・カニを模したフライを結んで練習を開始する。
まずは練習
根本的に勘違いしていたハーフサークル時にラインを水面から出すのを意識してキャストをする、かつ、リーダータッチの場所(バックストップする際のラインの落とし場所)を意識する。向かい風が強く思った以上に弱めにしないとラインが後ろにすっ飛んでいってしまうのでロッドティップを調整しつつ、サイド気味に投げる。向かい風が強いときは水面ギリギリを狙ったサイドキャストをすると前に飛びやすい。水面効果が関係している気がするけど、よくわかってない。
しばらく練習してうまく投げれる感があるので、実釣で探ってみる。
釣れてはいけないものが
橋下にちょっと移動して、投げて底をとって軽く引いてアクションを入れてみるとスモールマウスバスが釣れた。測ってみると41cm でかなり引くしエラ洗いもする。 #7 のスイッチロッドが真ん中からかなり曲がった。リールファイトでラインのテンションを常に掛けながらゆっくり寄せる。あいにくネットを持ってきてなかった(釣れると思ってない)ので、慎重に手前に寄せる。
そして、写真を取ったあとに駆除を行った。
神奈川県におけるバスの扱いについて
コクチバスを含むオオクチバス、ブルーギルに関して扱いに注意が必要だ。 神奈川県では漁業法に基づいた内水面漁場管理委員会がコクチバスなどに対して必要な措置の指示を出している。委員会指示に従わない場合は1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金または拘留もしくは科料の罰則がある。具体的には下記の内容。
1 指示内容
(1) コクチバスを県内の内水面(河川、湖沼及びこれと連接して一体を成すため池、水路等をいう。以下同じ。)において採捕した者は、これを生かしたまま採捕した水域から持ち出し、又は採捕した水域に再び放してはならない。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
ア 公的機関が試験研究の用に供する場合
イ 神奈川県内水面漁場管理委員会が必要と認めた場合
(2) オオクチバス又はブルーギルを県内の内水面における共同漁業権の設定された漁場において採捕した者は、これらを生かしたまま採捕した水域から持ち出し、又は採捕した水域に再び放してはならない。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
ア オオクチバスを芦ノ湖において採捕した者が、これを芦ノ湖に再び放す場合
イ 公的機関が試験研究の用に供する場合
ウ 神奈川県内水面漁場管理委員会が必要と認めた場合
ようは、釣ったあとにリリースができない。移動もできない。なので、その場で締める必要がある。ただし、釣ることは違法でも違反でもない。これらは、フライの雑誌の バス本 に詳しい。魚には罪はない。もともと多摩川にいてはいけない魚なのだ。
参考:日本の外来種対策
特定外来生物に関連して
岸際を歩いているとオオフサモを見つけた。これもまずい。無限増殖して水質を悪化させてしまう。小さな切れ端から簡単に増殖してしまうため根っこから全て抜き取って枯死させる必要がある。これも根っこもすべて掘って取り出して日当たりの良い場所に置いた。アレチウリもこのあたりに繁茂してしまってもはや手をつけられない状態だ。