多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でFly Fishingをする話です

多摩川釣行記 ‘24/03/02 鶯の鳴き声とともにマルタウグイの遡上が始まった

マルタウグイ調査へ

師匠からマルタ上がってきたよの写真が来た。自分も探しに行く。気温10℃。暴風で寒い。

とりあえずいつもの温排水へ。8時頃着。雨が降って20~30cmくらい増水している。

時間が早いので、まだ大量の排水はされていない。ふと見ると以前少なかったコイが10匹ほど泳いでいた。人がいないと集まる気がする。

調布堰は開きっぱなし、しばらく観察していたけど遡上は確認できなかった。

上流へ。

今日は誰もいなかった。満潮が近いので水位も高い。


二子橋を越えて

下流域をざっと眺めながら、登っていく。鳥がいないので集まっていないのだろう。二子橋を越えて有名ポイントへ。何人か入っていた。話を聞くと何匹か遡上するのをみたそうな。ニゴイやコイが釣れたから産卵してたのではとのこと。水温13℃。

水量はちょっと多め。先日の雨で多少川底がきれいになったようだ。

目視で周りにマルタの姿は見えない。が、せっかくなので竿を振ってみる。振るだけで楽しいのだ。と思ったけど、北からの爆風。タイトループを心がけようとしてもシュートでフライラインがアッチャコッチャ行ってしまう。なんとかテイリングしないようにと投げるだけで精一杯。当然、ボ。11:30頃納竿。ウグイスがもう上手に鳴いていた。

宇奈根にもいついておらず、登戸まで登っていったのだろうか。マルタは足で釣る。

 

師匠いわく、フライは何でもいい流すタナが大事。口元にそっと流すのが重要とのことで、初めてちゃんとシンカーをつけて流す。単なるガン玉ではなくスイベルを使ってリーダとティペットを接続して状況に応じてシンカーを付け足す作戦にした。

トラブらないようにフォルスキャストをせずにシュート。おもすぎてターンオーバーしずらい。まだまだ修行が足りないのを実感。

「マルタウグイを100匹釣ったらサケも釣れる。」とのこと。精進する。

 

多摩川 宇奈根にウグイの産卵床を作りました

今日はウグイの人工産卵床の造成日

 今年も(マルタ)ウグイの産卵床を造成されました。とにかく寒い。雨がみぞれに。手がかじかんでまともに動かないなか、重機をいれて大きく造成を行いました。高津支部のおっちゃんに聞くともうマルタが登ってきているそうだ。ただ、数はまだ少ない。

場所は宇奈根のこのあたり。

 

バックホウで川底を耕うんしてフカフカで苔のついていない川底にする

 大きく造成したあとは鍬で大きな石を取り除いて少し耕す。いい感じの産卵床になった。

 今年は四国の奈半利川物部川で実践されているアユの産卵床の作り方を真似ている。アユやウグイの産卵は、淵と瀬がつながっているところの瀬尻で行われるため、アユだけではなくウグイにも有効だろうと神奈川県水産課の方も話してた。マルタウグイを見ていると淵に溜まっていてなにかの拍子に瀬に出て一斉に産卵をする。

 ようは淵で休憩・集合する場所が必要なのだ。そのため、今回は産卵床の上流と下流に深く掘って集まれる場所を用意した。そこに集まってもらおうというわけだ。奈半利川では適した礫を撒くのだが、多摩川ではコストなんかの関係で行えていない。これで実績ができれば予算がついていい感じの砂利を撒けるかもしれない。がんばれウグイ。

産卵床造成は正しいか?

 多摩川では放流や産卵床の造成を行っている。ただ、魚は10年前に比べて肌感では減っているように思う。減っている理由は様々な原因があるが、自然再生産がうまく行ってないのも原因の一つだろう。河川の工事によって護岸がコンクリートで固められ、平たく変化のない川相に、堰によって止まってしまった土砂が流れず下流に良い石がながれないなど。たかはし河川生物調査事務所の高橋先生が話されているが、

産卵場造成は10年ぐらいのスパンで見ると「正しい」と言えるかもしれないが、100年のスパンで見ると、「正しくない」

 本来は自然の力で再生産できるのが一番望ましいのだけど、必要と思えるうちは産卵床を作り続けないといけない。そもそも、産卵床を作るのメチャクチャ大変なんですよ。

こんな看板が立っているのでその当たりは釣り禁止です。増水で看板が流されないようにわりと陸側に立ってます。

造成場所は赤枠のところです

等々力公園前の河津桜は満開で葉が出始めていた(前日撮影)

 

多摩川で野鳥撮影する人のモラル

多摩川のとある場所でカワセミを写真で撮っている人達がいる。

人工的に止まり木を作ったり、いけすを作ってそこに魚をいれてそれを取りに来るカワセミを撮っているようだ。それ自体は問題ないと思う。

人工物を河川に設置するわけだからよくないといえばよくないが、個人的には大きな問題ではないと思う。

がしかし、いけすに魚をいれるために違法である定置網を仕掛けていた。

撤去するために連絡してちょっと場所を離れた際に、跡形もなく片付けられていた。

写真を取ったり連絡をしている際に、見られたのでまずいと思ったのだろう。

おそらく、違法であることを認識していてそれを設置していたようだ。

野鳥を撮影する人たちは、自然を愛し、ルールを守る知識人な人達とおもっていたがそうではない人達もいるようだ。

見かけた場合は漁協だけではなく警察に通報することにしたので、ただでは済まないことを肝に銘じてほしい。

釣行記 ‘24/02/23 BerryPark in FISH ON!王禅寺へ

天気が悪そうな中、王禅寺へ

 解禁が迫る中、練習も兼ねて息子くんと王禅寺へ。

 9:00頃着。小雨降るなか到着。気温は3℃。車のインパネが凍結路注意の表示。こんな天気の中釣りをする人などいないだろうの思いとは裏腹に、結構人が。ただ、人の数より鵜の数のほうが多い。めちゃくちゃ鵜がいる。そして時折、ニジマスを丸呑みにしている。入場料をちゃんと払ってほしい。いや、どっかいってくれ。時折、花火で追っ払うけどすぐ戻って来る。人がいてもお構いなしで、ザブザブ潜るので釣りにならないかもと思っていた到着時。

アオサギもそのへんをウロウロしてる。水温は暖かく湯気がでてる。

 午前中は前回好反応だったマラブストリーマーを、中心に色を変えるも(白、黒、赤、茶、緑)当たりなし。息子くんは黒色マラブーで1匹バラスも続かず。ソフトハックルかとオレパーを結ぶも不発。ルアーマンを見てもほとんど釣れてない。鵜のせいか活性は低そう。当たりフライがわからず試行錯誤で時間が過ぎていく。

 結構な回数ライズをするのだけど何を食べてるのだろうと、#20のユスリカアダルトを浮かせてみるも見にも来ず。

午後の放流と入れ食い

 午後になって特別放流の相模漁連の大型活魚車 登場。ドバドバ放流。放流直後はどうせすぐ釣れないのでお昼をとる。手がかじかんでカップラーメンがうまく食べられない。何かの修行のようだ。ようやく、体が温まって再開。

 午後はチートフライのエッグパターンで。そうしたら釣れすぎて困ってしまった。色はオレンジ。入れ食い状態で他のルアーマンに白い目で見られていたかもしれない。

 試しにピンクを使ったら反応が悪かったので今日はオレンジのエッグフライの日だったのだろう。途中で数えるのをやめて、あと一匹釣ったら帰ろうと、投げた瞬間に釣れて終了。釣果は二人で30匹は超えてると思われ。15:00 頃納竿。

 前の日が暖かかったので舐めていた。

 今日思ったこと

  • 某社のティペットはもう使わない
    • とにかく切れる。結び目でないところで切れる。
    • イカワで使い切ろうと思う。
  • 色々試す
    • フライのパターンをとにかく変えてみる
  • ロングリーダーは自分には向いてない
    • スキルが足りないともいう
    • あたりまえだけど管釣り用ではない
    • 重めなフライは特にトラブル
  • 寒さ対策は万全に
  • 前の日に持ってくものは準備しとく
    • 長靴忘れた
  • 天気が悪くても来る人は来る
  • ワークマン イージスシリーズ最強
  • 岸際2〜3mが一番釣れる
    • 池の中心は鵜が暴れてたからかも

さすが相模漁連のマス。ヒレピンたくさんで力強い引きが楽しめた。

尺下から尺上までサイズは様々

 

多摩川釣行記 ‘24/02/17 宮内へ。師匠にダブルハンドを習う

マルタを探しに丸子橋へ

9:00頃。丸子橋調布堰へマルタの偵察。うん。まだいない。知ってる。

異常なし。一旦、ここに溜まってなにかの拍子に登っていく。

師匠にDHを教えてもらう

 今日は、師匠にダブルハンドを習う。あと、書類などを受け取るため第三京浜した宮内へ。時間までにコイを狙ってみる。9:30頃着。気温10℃。水温11℃。

だいぶ橋脚の工事が進んできた。アユの遡上の前に終わってほしい。

 コイはポツポツいるものの、ナチュラルに流れるフライラインを見るだけで逃走してしまう。どんだけスレッカラシなのだ。この多摩川でコイをフライで釣るのは至難の業のような気がする。もしくは自分の腕がない。多分こっち。もちろんボ。

 しばらくして師匠と合流、初めてのダブルハンド。めちゃくちゃ楽しい。まるで思うようにいかない。右手を使ってしまってまともに投げれない。これは新たなやりがいを見つけてしまった。自分はSwitchロッドでシングル・ダブルともに扱える竿が欲しくて、今すぐに欲しくなってしまった。河口近くのシーバス、チヌなどが狙える。

 バシャバシャと水面と遊んで(遊ばれて?)なんとなくコツを掴んだような、そうでないような。

 マルタウグイの釣り方を教わって。11:30頃終了。

等々力公園前の多摩川土手の河津桜は4分咲といったところ。

午後はつるや第34回 ハンドクラフト展へ

 久しぶりの浅草。行ってみたかった、つるやハンドクラフト展へ。川崎からだと行き方が多すぎて何がベストかわからない。人多すぎ。

外国の人がいっぱい。

初めてのつるやハンドクラフト展

 お目当てはフライ回収棒。今までは電気配線用のジェフコム ポケットフィッシャーを使っていたのだけど、重い。デカい。長い。と、便利ではあるもののもっと小さいものが欲しかった。引っかかるときは2mも上のところには引っかからない。せいぜい1m上くらいなので、それくらいの長さが欲しかった。とても丁寧に説明して頂いて、無事、フライ回収棒 SE をゲット。これで勝つる。いや、引っ掛けてはダメなんだけども。

 他にもいろいろ興味深いものがたくさんありすぎる。自制心を保つのが精一杯。とても楽しかった。

帰りは水上バス日の出桟橋へ。久しぶりに乗ると楽しい。船の免許取るかなぁ。

 

[多摩川マルタウグイ] マルタウグイが明確に漁業権魚種になりました

マルタを探しに

2024/02/12 

 釣りの道具は持ちつつも、マルタを探しに丸子橋から東名高速あたりまで、ざっくり結論からまだ早いようだ。あと、漁業免許更新により、ようやく明確に漁業権魚種になりました。採捕する場合は遊漁券が必須となるのでよろしくお願いします。日釣り券の扱いが少ないので、年券を買うか、現場で日釣り券を購入してください。監視員のおっちゃんがマルタの時期にうろうろします。

遊漁券販売について

 丸子橋も見当たらず、第三京浜下もいない。まぁ、まだ早いの知ってる。釣り人もおらず。

第三京浜下右岸。産卵の最下流あたり。コイしかおらず。
とりあえず、爆風。

第三京浜した。コサギ?がたくさんいた。

二子橋へ

 平瀬川合流地点のちょっと上流の有名な場所へ。

平瀬川の前に、新二子橋のそばへ。うん。水が少ない。
4〜5匹のコイはいるが、今日はスルー

 毎年溜まっているところがあるのだけど、見てみてもおらず。

一番奥の左端にキセキレイ
今日は、ハクセキレイセグロセキレイキセキレイを発見した。
セキレイコンボ。

うーん。水が少ない。毎年この辺りに溜まる

宇奈根

 もうちょっと上流の宇奈根へ向かう。今月末、(マルタ)ウグイの産卵床を作るところだ。やはりここにもおらず。

広い河原。ここでなにかやりたい。

 高津地区の漁協のおっちゃんに会い、色々話を聞く。遡上はまだ早いのう。去年はやはり遡上は少なかったようだ。溜まった場所も部分的で、東名高速は土砂で埋まってなかなか瀬付かなかったそう。去年はこのあたりで部分的に鮎がたまって爆釣したそうな。縄張りを持たないので、鮎をルアーで釣るのは厳しそう。もっと上流だろうか。今年の鮎は順調だろうか。

 竿も出さずに帰宅。

2024/02/11

2/11 は川崎漁協 中原地区の水神講・総会だった。多摩川の魚が少なくなった件で、とあることが懸念であるのだけど、色々話が進んでいきそうだ。

日枝神社

等々力公園前の多摩川土手では河津桜が咲き始めていた。来週あたりが見頃だろうか。

 

多摩川釣行記 ‘24/02/10 マルタはまだだし、コイもすくなし

マルタを探しに調布堰に

 近所で白梅が咲きだしてメジロがにぎやかにさえずってる。

 調布堰 9:00頃着。気温 10℃ 水温11℃。

 温排水をチェックしつつ、ベテランのおじさんと雑談。マルタはまだ早いね。

先週よりはコイとボラがいた。マルタはおらず。

 堰の周りを見てみても魚影は見えない。

去年と変わらず堰は開きっぱなし。壊れているとか、取水が不要になったとか、閉めるのに数十万かかるので開きっぱなしとか、どれがホントかわからない。
ベイトもいない。

 温排水でBlood Worm Flyを投げてみると、コイがヒット。が痛恨のティペット切れ。納得できない結びだったけど、まぁいっか。とそのまま使った結果。納得できない結びだったらやり直すことを肝に銘じる。

少し上流へ

 コイがまったくいなく、結構歩いて探し見つけた。テイリングに一生懸命で、フライに見向きもしない。白、黒、赤のマラブーに無反応。途中ボラの集団がいたのでダメ元で投げてみるもダメ。

 途中、放し飼いにするおっさんがいて、急に大型犬が飛び出てきてビビるとともに川に飛び込まれてめちゃくちゃになる。

 やる気を失って、12:00頃 納竿。散歩するのは全然構わないが、多摩川河川敷はドッグランではない。

風も穏やかでキャストの練習にうってつけだった。
K.Bullet STREAM #5(初心者向けセット) に #4 DT めっちゃ飛ぶ。気持ちいいし軽い。

 調布堰でオスのカワセミを発見。久しぶりに見かけた。縄張りの範囲が広いから、隠れ場所と名付けた場所にいたやつだろうか。ちなみに、カワセミの雌雄の見分け方は簡単。

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