多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でFly Fishingをする話です

多摩川釣行記 ‘23/12/03 止水にオイカワいるんじゃないか?調布取水堰へ

大きなオイカワは止水にいるのでは?

色々調べていたところ、冬になると大型のオイカワは流れの少ない深いトロ場でじっとしているようだ。活性が低いので寒バエ釣りは撒き餌を使うとても繊細な釣り。

ということで、二子橋の調布取水堰へ。

東京側から

前は深い淵だったところが浅瀬になってしまっていた

9:30頃着。水温 16℃。このときは風はなし。

深いところから、浅いところまで探してみると結構ライズをしている。

一羽の鵜がしきりに潜っていて時折、魚をくわえている。

大きいサイズは望めなさそうだけどドライに出そうだ。

最終兵器 C12-BM #30 のドライ。ラージアイが有り難し。
結ぶ際に風に吹かれて一個、何処かへ行ってしまった...
ボディはスレッドでウィングにCDC を巻いただけ

小さなライズを繰り返しているところへ数投するとすぐに出る!

ただ、オイカワネットの網目からすり抜けるほどの小さい仔。

竿が曲がらないので釣れてるかどうかわからない

打ち返そうと思ったら釣れてた。

今日の最小サイズ。4cm ほど。

あっという間につ抜け。やっぱり釣れると楽しい。

夢中になっていると、強い南風が吹き出した。

フライが小さすぎてあたりも何も見えない。ライズも止んでしまった。

なんも見えない。ライズも止んだ。

11:00 頃納竿。つ抜けしたけど疲れた。

バードコールハクセキレイを呼んだりして帰宅。

寒バエ釣りみたいに撒き餌を撒くのもありな気がしてきた。

イカワ釣りのコツ

久々にドライで楽しかった。この極小のドライの釣りはとても神経を使うので疲れる。

まず、ラインにスラックがあると合わせられない、なさすぎてもでない。

なのでプレゼンテーションできれいにターンオーバーできないと合わせられないのだ。

キャストの練習にとてもなるのと引き換えに疲れる。

あと合わせは竿を使わない。手に持ったラインをスラックをなくすように素早く引く。

その感触で乗ったかどうかを判別する。早すぎても遅すぎてもだめ。

なので、システムもロングリーダー・ロングティペットだとかなり釣りにくいだろう。

自分は オイカワにはリーダーに 7X 7.5ft 7Xティペットを1ヒロ以下。

渓流の釣りと全く違い、ナチュラルドリフトもいらない。3秒まったら打ち返す。

またドライと違い、ウェットの釣りはとても楽ちん。でも冬に出ない。

詳しくはこちら。

furainozasshi.com

知らない間にオオバンの群れが近くまで来てた。少し羽を分けてくれないか。
この後、でかい着水音がしたので誰か石を投げてるのかと思ったら巨大なボラだった。