多摩川下流で釣りましょう

主にガス橋から二子橋の間でFly Fishingをする話です

多摩川釣行記 ‘24/03/09 マルタが見つからない

今日もマルタウグイを探しに

 今日は大潮、5:30頃満潮。昨日の雨と合わせてたくさん遡上するのではないかとまずは調布堰へ。7:00過ぎに到着。先に釣っていた常連さんに聞いても全く姿をみてないとのこと。登っていく姿も見えない。まだ時期的に早いのだろうか。

 新幹線の橋下のトロ場をみても姿形も、鵜もいない。

 色々人に聞いても、年々数が減っていっているという話ししか聞かない。15 ~ 20年ほど前は立ち込むと足にぶつかってくるほどいたそうで、黒い塊が川を埋め尽くしていたとも聞く。水質が良くなっているはずなのに。

 以前から気になっていたネオニコチノイド多摩川の関係について興味深いことがわかったので、後ほど記事にする。

 とりあえず、上流へ。二子橋くらいまで探しに行こう。

青空。朝方は風はほとんどなかった。調布堰でも姿は見えず。

去年産卵していた場所へ

 去年、4/1 にニゴイを釣った産卵場所へ確認しに行ってみる。産卵場所はコイやニゴイなどでお祭り騒ぎになるのだ。8:00頃着。水温 12℃。気温 10℃。産卵を確認したときの水温は18℃だった。

去年はこの先の狭い瀬で産卵していた。そこにニゴイやコイが大量に集まっていた。

 川底を見てみたら、こりゃだめだ。ノロに覆われて産卵どころの場所じゃない。しばらく眺めていたけど遡上は確認できず。去年は何匹も上がっていくのが確認できたが。。。時期的なものか。

 せめてもとおもい、できる範囲で足で川底をひっくり返した。だめだ、鋤簾や鍬がいる。足は無理。ニーブーツが浸水してしまった。

 狙いをコイに変える。近くに伏流水が湧いているぽいところがありそこにコイが溜まっているところがある。確認すると結構な数のコイが溜まっている。
 伏流水があるところは水温が安定していて、冬場はオオフサモ(南米原産の外来種)が青々していてすぐわかる。

第三京浜したの(多分)伏流水のところ

オオフサモが青々しているところでコイがテイリング。水温の高さと餌場で活性が高い。
立木が結構あって投げるのが難易度高め
Carp's Creek と名付けよう

 前回、好反応だったblood worm の改良型、赤色サンワンワーム(渋谷のSANSUIで教えてもらった)を投入。すると、かなり好反応で程なく久しぶりにコイがあがる。というか、多摩川では今年初?

多摩川のコイはかなりすれているので白色に反応悪い気がする

少々品がないw感じがするけど、めちゃくちゃ反応がいい。
追っかけてくる。

 しばらくして、もう一匹追加したためにファイトで腕がパンパンになってしまって11:00頃納竿。

 春はもうそこに来ているのに魚の気配(コイはいる)が全く感じられない、また死の川になってしまうのだろうか。なんとかしなければ。。。

オオフサモの隙間にカエルが卵を産んでいた。トライポフォビアの方ごめんなさい。

平瀬川に登って取り残されてしまったマルタ