寝坊した
目覚ましをかけるのを忘れた、もはや外は明るすぎるし暑い。
行く気がなくなってしまったので、整理整頓をしよう。
(部屋の空気が悪いと家族に言われないように)
必要に迫られでコックネックを中古で手に入れたのもある。
と一旦、現時点で振り返ってみるのもいいのかもしれない。
これがなんの役に立つかは分からないが、記録として残しておく。
始めたい人が見てくれてヒントになったら幸い。
なぜこの釣りを?
この釣りを始めたのは小学生の頃に岐阜の川で見たのが強烈に印象に残っているから。
当時、延べ竿に仕掛けに餌を付けて流す釣りしか知らなかったところに、不思議な釣り方をしているおじさんがいたのが忘れられなかった。下流、川幅数メートルしかないような支流の渓魚が居るような川ではないので、おそらくオイカワを釣ってるか練習だったのだろう。
竿をブンブンしてる。なんか目立つ色の太い糸を振り回してる。当時は魚に見えない細い糸ほど正義!。そんな魚に見える糸じゃ釣れないだろう。なんて思っていた。でも、なんかかっこいい。そんな気持ちを当時は思っていた。
いつかやってみたいなぁ。なんて思いつつ数十年。
多摩川の側に引っ越したの契機に、釣りをちゃんとやりたいとテナガエビ、マハゼ釣りなんかやっていたのだけど、物足りなさを感じて思い出したのが始まり。
この釣りを始めたときには、右も左もわからない初心者なのでできるだけお金のかからない方法を独学で模索しながら進めてきたのだけど 、たかが始めて1年だけど色々わかってきたこともあるので振り返って記録しておこう。
知っている人は知らない人がわからないので。
始めるにあたって
まずは、竿とリールが最低限必要なのはわかるし普通の道具ではないのは知ってた。
Webで情報を得る。フライフィッシング 初心者あたりでググる。
なんだかわからないけど、ロッドとリールとフライラインとリーダーとティペットがいると。
で、#4 がよいと。で、日本の釣具メーカーの#4 のロッドを探す 9ft がいいと言われて合わせてみる、リールはよくわからないので #4を巻くとこれくらいと出てたものをネットで購入。
フライラインもよく分からず、#4 のDT を買う。リーダーもよく分からず買う。
結論から言うと、釣る魚に合わせて揃えるべきで目的を持って買うべきだったと思う。
で、淡水魚でコイやマルタウグイを釣るのではなくオイカワ、渓魚を釣るのであれば#3 のロッドで WF のフライラインのほうがいいんじゃないかなぁと。
(高性能な#3 ロッドでも 60cm のコイが頑張ればあがる)
あとは、実際にフライをやっている人が居ると一番いいと思ったし、気軽に相談できるショップがあると完璧。
フライを扱ってるお店に色々行ってみたけど(関東と中部だけ)、当然様々で行きたくない店、行きたい店も出てくるが好みや相性もあるのだろう。
道具を揃えた後が大変で、まずは投げられない。なにをどうすれば飛ぶのかわからない。これは最初に習ったほうが良いと思った。何日も釣りの8割を絡まったラインをほどくことになる。ここでやめるひとが出てくるのだろうなぁ。
最初のわからない - それぞれの単位、サイズ
単位・サイズ問題。フライフィッシングの長さの単位は未だに悪しきヤードポンド法が基準になっている。慣れないとだめだし結果的に慣れる。
(日本でも釣りは尺貫法使ってるか)
フック
釣る魚に合わせたフックサイズがまずわからない。そもそも、フックサイズの種類がわからない。わかってしまえば当たり前になるけど、最初よくわからず #16 のドライでオイカワを頑張っていた。フライパターンの本を読んでもこのサイズのフックで何を作るか分からなかった。ドライは小さめ、ウェットは大きめとかそれも後から知った。
ライン
そもそも、フライのラインの仕組みがよくわからない。
何故か、フライラインは番号が大きくなると太くなるけど、リーダー、ティペットは番号が大きくなると細くなる。ダブルハンド、シングルハンドのフライラインは同じ番号でも重さが違うなどなど。
フライラインの規格
リーダー、ティペットの太さと号の関係
投げ方
これもややこしい、最初はまずまともに飛ばすことができない。竿を強く振っても単純には飛ばない。飛ぶ(飛ばす)仕組みを把握して、実際に試して理解するしかなさそうだった。これも、教えてもらって練習しないとうまくいかない。キャスティングの練習をしている人を多摩川で時々見かけるくらいだ。
とりあえず5m 程度飛ばせるようになればなんとかなりそう。
こればっかりは、経験者に教えを請わないと上達は遅いと思う。
川崎、横浜など関東近辺の方は、フライフィッシングショップなごみ でロッド・リールを購入すると投げ方を含め様々なことを教えてもらえるので超おすすめです。
ちなみに釣りに行くのに風向の予想を見るようになった。
フライを作る(巻く)
フライフィッシングの醍醐味として、フライを自分で巻いてそれを実際に釣りで使うことがある。Youtube でもたくさん紹介されていてあれ巻いてみたい、これ巻いてみたいで様々なフライマテリアルを揃えていたら、たった1年でこれくらいに増えてきてしまっている。
こちらは、書籍やYoutubeで学んで、実際に巻いて試行錯誤していくのが楽しい。
(100均の裁縫コーナでおっさんがウロウロしてたらフライフィッシャーかもしれない)
絶版になったフライタイイングの書籍なんかは、結構図書館にあったりもするので探してみるのも面白い。